建物管理レポート
効率的な建物管理
修繕依頼内容分析について
マネージャー 本横山 賢二
弊社は、建物管理会社として日常的に建物・設備に関する様々な不具合に対応しておりますが、効率的な対応を支えるシステムが弊社独自の修繕データベースです。受付件数・依頼内容・進捗についてデータ管理をしており、今回はこのデータを元に昨年の分析結果についてご紹介します。
2010年1年間では4,394件(1日平均12件)の修繕依頼受付がありました。依頼内容別では「水廻り設備関連」が439件と最多で、次に「エアコン関連」422件・「給排水の漏水」261件・「電気器具・設備関連」259件と続きます。月別受付件数では7月が488件と年間最多で、次に3月が441件という順になりました。7月は猛暑の影響でエアコン関連の不具合・依頼が1か月間で104件と集中しました。また3月は入退去や入居前チェックの増加が件数増加につながっています。
こうした分析を元に、不具合の発生頻度が高い項目への対策や、季節的な特性も考慮した事前準備など、業務へ反映させております。その一例として、
1.退去後の原状回復リフォーム時に各水栓器具のパッキン交換を項目に追加。
2.夏前に耐用年数を超過したエアコンの交換(予防保全)提案を行う等です。
また、こうしたデータ分析を活かすと共に、数多くの修繕依頼の対応を通して蓄積した技能・知識を活かし、迅速で的確な対応が出来るよう取り組んでおります。これらは入居者様にストレスを感じさせず長期入居に導く重要な業務です。
■参考
メンテナンス履歴データ管理
賃貸建物小修繕・クレーム対応
原状回復品質保証活動
バックナンバー
・2012年1月号
投資コスト以上の改善も「住宅エコポイント」再開
・2011年12月号
稼働率向上を図る「共用部保守プラン」について
・2011年11月号
再改訂版発表「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」
・2011年10月号
ISO定期審査・高品質サービス提供に
・2011年9月号
修繕依頼内容分析について
・2011年8月号
建物の長寿命化に外部共用廊下・階段の改修を
・2011年7月号
「エアコンの『予防保全・節電』について」
・2011年6月号
「今繁忙期の退去対応に関するご報告」
・2011年5月号
「最新カードキーへのリニューアルについて」
・2011年4月号
「消火器の規格・点検基準改正」
・2011年3月号
「繁忙期中の稼働率向上対策について」
・2011年2月号
「高品質な建物管理の為国際標準化 ISO内部品質監査」
・2011年1月号
「ロスの少ない計画的な外装改修について」

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