建物管理レポート
投資コスト以上の改善も
「住宅エコポイント」再開
部長
一級建築士
牧田 嘉久
2011年7月末で打ち切られていた「住宅エコポイント制度」が内容を一部見直して再開されました。これは、エコ住宅の新築・エコリフォームで政府からポイントが発行され、このポイントを追加リフォームへの充当やエコ商品との交換に利用できる制度で、賃貸住宅も対象です。発行ポイントはエコ住宅新築で1戸当たり150,000ポイント(150,000円相当)、エコリフォームで1戸当たり2,000~上限300,000ポイント(上限300,000円相当)。また耐震改修は別途150,000ポイントが加算されます。対象期間は、新築で平成24年10月末日まで、リフォームで平成24年10月末日着工分までとなっています。
対象となるエコリフォームの内容は
1.窓の断熱改修
2.外壁・屋根・天井・床の断熱改修
以上2点の内いずれかを行い、これと一体的に行う
3.バリアフリー工事
4.太陽熱利用システム設置
5.節水型トイレ設置
6.高断熱浴槽設置
7.リフォーム瑕疵保険加入が該当します。
発行ポイントは外壁断熱改修で100,000ポイント、節水型トイレ設置で20,000ポイント等、施工内容毎に設定されています。
経年劣化で外壁の張替が必要な建物は、この機会にエコリフォーム・耐震改修を合わせて行うことで、ポイントを使った追加工事により更なる設備の充実が図れます。但し前回の制度と異なり、追加工事に利用できるポイントは発行ポイントの半分に制限される点に注意が必要です。投資コスト以上に物件の改善が図れる絶好の機会です。住宅エコポイントの対象工事や制度利用の方法など詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。
■参考
新住宅エコポイント(外部リンク)
バックナンバー
・2012年1月号
投資コスト以上の改善も「住宅エコポイント」再開
・2011年12月号
稼働率向上を図る「共用部保守プラン」について
・2011年11月号
再改訂版発表「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」
・2011年10月号
ISO定期審査・高品質サービス提供に
・2011年9月号
修繕依頼内容分析について
・2011年8月号
建物の長寿命化に外部共用廊下・階段の改修を
・2011年7月号
「エアコンの『予防保全・節電』について」
・2011年6月号
「今繁忙期の退去対応に関するご報告」
・2011年5月号
「最新カードキーへのリニューアルについて」
・2011年4月号
「消火器の規格・点検基準改正」
・2011年3月号
「繁忙期中の稼働率向上対策について」
・2011年2月号
「高品質な建物管理の為国際標準化 ISO内部品質監査」
・2011年1月号
「ロスの少ない計画的な外装改修について」

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